デジタルメディアと日本のグラフィックデザイン その過去と未来

デジタルメディアと日本のグラフィックデザイン その過去と未来

著者
JAGDAインターネット委員会
発売日
2017年2月6日

本書は2017年に展示されていた「デジタルメディアと日本のグラフィックデザイン その過去と未来」の展示図録である。70年代からのデジタルメディアの作品が記録されている。

各アーティストによる評論がある。面白い評論は、山本貴光「潜在性のデザイン コンピュータと表現と人間」だ。コンピュータを「潜在性を設計する装置」として考える評論だ。そもそも芸術とは、それ自体が潜在性を設計するものだが、コンピュータの潜在性と作品の潜在性を分けて捉えた方がよい。

  • コンピュータの潜在性
    • 媒体そのものの状態が変化する
    • ハード + プログラム → コンピュータの状態変化
  • 作品の潜在性
    • 作品に触れた人の心身の状態が変化する
    • 作品 + 人→ 人の状態変化

デジタルメディア作品の批評や研究において、コンピュータという表現媒体の特徴と限界を弁えることが重要な基礎となる。

その他にも、参考文献などが載せられており、古い本が多いが読みたいと思った。

関連サイト(外部サイト)
「デジタルメディアと日本のグラフィックデザイン その過去と未来」の参考文献一覧

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