絵画を読む イコノロジー入門

絵画を読む イコノロジー入門

著者
若桑 みどり
発売日
1993年6月30日

若桑みどりさんの著書をこの本で初めて読んだ。
本書は副題通り、イコノロジーについての入門書になる。

イコノロジーとは何か?日本語で書くと「図像解釈学」と書く。このイコノロジー研究の第一人者であるパノフスキー曰く、内的意味の研究をイコノロジーと呼んでいる。すなわち、作品を成立させている因子・歴史的・社会的・文化史を総合的に再構築し、作品のもつ本質的な意味を見出すことだ。

本書で扱っている絵画は、15~17世紀の西洋絵画である。キリスト教などの宗教や、社会状況を考察しながら美術家や著者自身の解釈が平易な言葉で書かれる。

類書としては、「名画を見る眼」(高階 秀爾)があるだろう。
本書も「名画を見る眼」同様に作品や、周辺の知識を得ることができ、絵画を観る楽しみ方が増えるのでおすすめの1冊です。

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