美学への招待 増補版

美学への招待 増補版

著者
佐々木健一
発売日
2019年7月18日

「美学」についての新書になります。

著者は言葉に重きを置いているのだろう。「芸術」と書かずに「藝術」と統一していたり、「センス」や「ミュージアム」、「デザイン」と「アート」の違いについて論じられる。感ずるという働き、美学とは感性的なものなのだと知った。

何が正しい鑑賞方法かという美学の問題については興味深い。商品としての藝術として、コピーとしての藝術があるが、その鑑賞形態は変化をもたらす。コピーとは複製の意味であり、オリジナルをコピーしたものである。複製によって感性的な体験は、変化してきた。オリジナルのものは、共同体験をもつことができるが、複製の発達は過度の個人化をもたらしてきたと指摘する。

このように美学は、日々の生活の中で出会うものであるので、美学的な疑問点が出てきたときには考えてみたいと思った読書体験だった。

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「美学への招待」の参考文献一覧

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