技術ブログをアドセンスに合格するのに1年かかった話
目次
はじめに
Web 制作に関して書いている技術ブログの方で、1 年越しでアドセンスに合格したので、その経緯について書いていきます。
同じようにブログをやっていて、なかなかアドセンスに受からない…と悩んでいる方の参考になれば幸いです。

始まり:技術ブログを始めた理由
未経験から Web 制作会社に転職してから半年が過ぎた頃、日々の学びや試行錯誤をアウトプットする場所が欲しくてブログを始めました。(あとは少しの収益が欲しかった笑)
技術系の内容がメインで、以下のような記事を書いていました。
- Astro についての情報
- GSAP や Swiper などのライブラリーを使ったアニメーション表現
- 自分の開発環境など
「どうせ書くなら収益化もできたら嬉しいな」と思い、ブログ開設から数記事でアドセンスに申し込んでみたのですが…
不合格の連続:何が悪いのか分からない
最初の審査結果は「不合格」。理由は「価値の低いコンテンツ」とのことでした。
「え、ちゃんと自分で書いた技術記事なのに?」
「誰かのコピペとかしてないし、独自性もあるし…」
と思っていたのですが、その後も何度も審査を受けていました。
突然の合格
記事数が 20 記事を超えたのと、28 日間で Google 検索から 500 クリックを捕得したので、再度審査を受けました。それが 2025 年の 4 月末ごろになります。
その時に合格しました。だいたいブログを開設して 1 年くらいになります。
合格するために改善したこと
合格するのに関係があるかどうかは分かりませんが、以下のようなことを改善しました。
- 記事数を増やす
- 関連記事や新着記事など回遊性を高めるようにする
- SNS のシェアボタンなどを設置した
記事数を増やす
申請当初は 10 記事ほどしかなく、すべて技術的な内容でした。これでは Google にとって「継続性」や「網羅性」が判断しづらいのかもと思い、少しずつ記事を増やしていきました。
特に「特定の技術カテゴリに絞って記事を書く」ことで、ブログとしてのテーマ性を持たせるように意識しました。例えば、JavaScript のアニメーションに関する記事を集中して書くことで、雑記ブログに見えないようにしました。
関連記事や新着記事など回遊性を高めるようにする
1 記事だけ読んで終わりにならないよう、以下のような工夫をしました
- 記事の末尾に「関連記事」を手動で設置して紹介
- 同じく記事の末尾に「最新記事」を配置
- カテゴリを整理して、一覧ページをわかりやすくする
このあたりは SEO にも多少効果があると言われていますが、それ以上に「読者が迷わない設計」が大事だと思っていますが改善されてたら嬉しいです。
SNS のシェアボタンなどを設置した
小さなことですが、記事下に Twitter(現 X)、Facebook, LINE、はてなブックマークなどのシェアボタンを設置しました。
これも直接アドセンス合格に関係あるとは思えませんが、Google は「ユーザー体験」を重視しているため、記事が拡散しやすい設計も評価される可能性があると考えました。
あまり意味がなかったこと
アドセンス合格のためにやったけど、やめても合格になったので意味がないなと思ったことと実装しなくても合格したものがあります。
それは、「1 つしか記事がないタグを除外すること」と「パンくず」の実装です。
1 つしか記事がないタグを除外すること
アドセンスの審査では、記事数を一定以上用意することが求められます。アドセンス合格に関する記事を読んだ時に、「1 つしか記事がないタグを除外すること」をやって合格した方がいました。
そのため、私もそれをやってみたのですが、その時も「価値の低いコンテンツ」の理由で不合格でした。
今回合格した時は、1 つしか記事がないタグも残して申請したら合格しました。
このことから、1 つしか記事がないタグを除外することは、アドセンスにとってはあまり意味がないと考えています。
パンくずの実装
パンくずリスト(いわゆる「トップ > カテゴリ > 記事タイトル」のような階層ナビゲーション)は、SEO 的にもユーザビリティ的にもプラスに働くと言われています。
今回合格した時点では、パンくずリストを一切設置しなくても合格しました。
そのため、「パンくずの実装」もアドセンス合格の必須条件ではなく、あくまであったら便利な機能にすぎないと感じました。
このブログにもパンくずは実装していませんが、SEO 的にはプラスになるため、時間がある時に実装しようかとは思っています。
まとめ
Web 制作に関して書いている技術ブログの方で、1 年越しでアドセンスに合格したので書きました。振り返ってみると、アドセンス合格にたどり着くまでの 1 年間は、単なる審査突破を目指す時間というよりも、「自分のブログを見直し、育てていく時間」だったように感じています。
まだ収益はほとんどないですが、今後の収益に期待したいと思います。
このブログもアドセンスに合格できたらいいな。
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