セルフマーケティングと継続力の鬼 「SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル 第2版」の感想
どなたかは忘れましたが、自分が技術ブログを作っていた時に、いろいろ他の人の技術ブログを見ていて、この本キッカケで技術ブログを作成したという人がいて、ずっと気になってた本をようやく読めたので感想を書きます。
どんな本か
書籍のタイトルにあるように、ソフトウェア開発者向けの本ではあるのですが、不動産投資などの資産形成の話や健康の話なども書かれています。
この本は、いいソフトウェア開発者になるための方法を教えてくれる本でもあり、キャリアのマネジメント、目標の達成、人生の楽しみ方について書かれています。ソフトウェアについての本なのに、人生の楽しみ方についても触れられているのは、著者のジョン・ソンメズさんが、33歳で早期引退(FIRE)したことにも影響しています。
著者のジョン・ソンメズさんについて
著者のジョン・ソンメズさんは、主に.NET系のソフトウェア開発者だったみたいです。現在はソフトウェアを開発するだけでなく、オンライン教材の作成や、ポットキャスト・Youtubeの配信、コンサルティング等々、ビジネス領域で幅広く活動されている方です。
プログラミングなどの技術系以外にも、不動産投資も行っております。この利益で、33歳で早期引退(FIRE)を達成されているみたいです。
自分がこの本を読んで感じた著者の印象は2つあり、継続や努力の人であることと、誠実な人であることです。
継続力の鬼や
本書の第2部では、セルフマーケティングについて書かれています。セルフマーケティングをするにあたり、自分のブログを持つことはお手軽にできるし、効果的な方法の一つであります。
「成功するブログの作り方」の章では、発信力や影響力が無いうちは、コンスタントに書き続けることだと書かれています。著者は、少なくとも週に1本はブログ記事を書くことを推奨し、自らも書いているみたいです。
なぜ、このようなことをやるかというと、そんなことをやる人は少数だから、セルフマーケティングということでは上位になると主張します。
自分も現在は、技術ブログを3つ運営しているのですが、伸び悩んでいることもあるので、とにかく週に1本はブログ記事を書くことを目標にして、継続していきたいと思いました。
第6部では、フィットネス・健康についての章になっていますが、ここでも著者の継続力の鬼っぷりが発揮されていて、ダイエットもトレーニングもやり続けていて努力の人だなと感じました。
失敗や誤りをはっきりと説明できる人
この本ではちょくちょく、著者の完璧でない部分が書かれます。例えば、55章の「私はどのようにして33歳で引退したか」では、著者が早期引退(FIRE)を達成した経緯が書かれていますが、最初から成功していたわけではなく、失敗もあったことが書かれています。
「私は自分が成功できた大きな要因のひとつは、失敗や誤りをはっきりと説明できたことだと思っている」(P350)
上記引用のように、なぜ、失敗や誤りがあったのかを、説明できるくらい認識して改善できていることが、成功の要因の一つなのでしょう。また、継続する人でもあるので、これは成功する人のマインドだなと感じました。
ハッカーらしさ
この本に出てきた、エンジニアらしい合理的な考え方の章を紹介します。
5章 よい履歴書の作り方
よい履歴書を作るには、自分で書くのではなく、プロの履歴書ライターを雇えばいいと書かれてるのは、ハッカーらしく笑えました。著者がアメリカだから日本とは違うのもあるでしょうが、確かに自分で書く必要はないよねっと思い合理的だなと思いました。
6章 面接をハックする
履歴書の作成は他の人に任せられるスキルですが、面接は自分しかできないことです。その上で面接を突破するためのハック?する方法が書かれている章です。
要約すると、ブログやSNSなどで、就職・転職する前からセルフマーケティングで自分の価値を高めとけばいいということです。そのように、面接が始まる前に関係を作っておくことや、自分から売り込むのではなく、クライアントから来てもらえれば突破するのは容易でしょうね。
まとめ
紹介してきたように、良いコードの書き方などの技術的な内容は、ほぼほぼ本書では書かれていません。
この本を読んで、技術ブログを作成した人がいるように、自己啓発的な読めばやる気が出るタイプの本が本書になります。
自分もこの本を読んで、よりブログの発信力を付けたいと思ったのと、早期引退する方法は他にはないのかと調べたくなりました。
ソフトウェア開発者の人も、そうではない人もやる気を出したい人におすすめの本になりますので、ぜひ読んでみてください。



